検査・治療を受ける病院をさがす《山形》病院数: 13

「イシュラン乳がん」では、山形で年間10件以上の乳がんの治療を行なっている病院と医師を原則すべてリスト化し、読者の皆さんにとってご自身やご家族に合う「あなたの病院」や「あなたの名医」を見つけるために、有用と考えられる情報を整理しています。

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がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、国に指定された病院のことです。
専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行なっています。

病院を選択する場合は、まずはこのがん診療連携拠点病院か否かというのが一つの判断基準になります。
しかし、がん診療連携拠点病院でなければ絶対ダメかというと、必ずしもそうではありません。バリバリの専門医がいる病院であれば、専門医が一人もいない拠点病院より良い可能性があります。
また、がん診療連携拠点病院であればどこも同じかというと、これも必ずしもそうではありません。同じ連携拠点病院であっても、経験症例数・治療件数に違いもあれば、腫瘍内科医、放射線治療医、緩和ケアチームなどのバックアップ体制も違ってきます。

(地域がん診療病院については、実質的にはがん診療連携拠点病院の要件を満たしていないため、イシュランでは、これらの施設は特に何の表示もしないことにしております。)

がんゲノム医療は、一部が保険診療として、標準治療がないまたは終了したなどの条件を満たす場合に行われています。主にがんの組織を用いて多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査」を行って、検査結果を基に効果が期待できる薬が見つかることがあります。がんゲノム医療を受けられる病院は「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」「がんゲノム医療連携病院」の3種類が指定されています。

「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」は、 専門家が集まって遺伝子解析結果を検討する委員会(エキスパートパネル)を開催できるなどの基準を満たした病院です。中核拠点病院では、それに加えてがんゲノム情報に基づく診療や臨床研究・治験の実施、新薬等の研究開発、がんゲノム関連の人材育成等の分野において貢献するなどの基準も満たしています。
「がんゲノム医療連携病院」は、がんゲノム医療中核拠点病院またはがんゲノム医療拠点病院と連携してがんゲノム医療を行う病院です。

日本乳癌学会が認定する、乳腺疾患(特に乳癌)の専門的知識を持って診療に当たる医師のことです。
「所定のカリキュラムに従った5年以上の修練経験」「100例以上の診療経験」などの高いハードルがあり、相応の診療レベルは原則として期待できると言っていいでしょう。

とはいえ例外もありますし、逆に専門医でなくても良質な診療を実施されている医師がいらっしゃるのも事実です。
さらに専門医を育成する上位の資格が乳腺指導医です。
ちなみに、日本乳癌学会は「認定医」という資格も認めていますが、こちらは申し込みさえすれば原則認定されるものなので、イシュランでは認定医については特に記していません。

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会が認定する「乳房再建用エキスパンダー実施施設」もしくは「乳房再建用インプラント実施施設」です。
乳房再建を希望される乳がん患者さんは数多くいらっしゃいますが、現状ではすべての施設が対応できる訳ではありません。これは、乳房再建には乳腺外科のみならず形成外科の専門医が一緒に対応する必要があるためです。
日本乳癌学会と日本形成外科学会が合同で立ち上げた日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会では、一定レベル以上のスキルで乳房再建が可能と認められる施設を、「乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施施設」として認定しています。
乳房再建の方法には下記の通りいくつか手法があり、それぞれ対応可能な施設とそうでない施設があります。

  • 1次1期:乳がんの手術と同時に自家組織や人工乳房(インプラント)で再建手術を行なう方法
  • 1次2期:乳がんの手術と同時にエキスパンダーを挿入して皮膚を伸ばしてから、その後人工乳房(インプラント)に入れ替える方法
  • 2次1期:乳がんの手術後に改めて、自家組織または人工乳房(インプラント)により一回で乳房を再建する方法
  • 2次2期:乳がんの手術後に改めて、エキスパンダーを挿入して皮膚を伸ばしてから、その後人工乳房(インプラント)に入れ替える方法
女性の医師に担当して欲しい、または女性の医師の方が安心できるという方は、こちらをお選びください

こんなときはどうする?

がんを治療するなら「がんセンター」と思われている方も少なくないでしょう。
確かに、がんセンターは各地でがん治療や研究の主導的な役割を果たしている施設が多く、治療のレベルは一般的に高いのですが、弱点もあります。

それは、「がんしか扱っていない」という点です。
がん治療を進めていく上では全身状態のチェックは欠かせませんし、持病に関わる科との連携が必要になる場面が時にあります。
特に、その持病である程度大きな病院にかかっており、その病院ががん診療連携拠点病院であるのなら、そこでがん治療も受けるのを第一選択として考えるのが良いと思われます。

お薬(抗がん剤)での治療がメインになってきますので、
薬物治療の専門家である腫瘍内科医や、緩和ケアチームのサポートがしっかりありそうな施設がより良いでしょう。

イシュランでは、腫瘍内科のエキスパート中のエキスパートである「がん薬物療法専門医」
もしくは「臨床腫瘍学会指導医」の資格を持つ医師をわかるようにしています。

また、緩和医療のエキスパートである「緩和医療暫定指導医」もしくは「緩和医療専門医」の有無もわかるようにしていますので、ご参考にしてください。

乳がんの治療は、「手術で取ったらオシマイ」とはなかなかなりません。
乳がんのタイプや進行度合いにもよりますが、手術後に放射線や薬による様々な治療を数年単位で継続して受けることが珍しくありません。
従って、職場でお仕事を続けながら加療される場合は、通勤の都合を考えて便利な場所を選ぶというのも大事な観点です。

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マップ
乳がん治療件数 専門医師数
施設名 手術あり
手術なし
手術担当医師数
乳腺専門医
腫瘍内科医
緩和専門医
山形県立中央病院 108 5 1
拠点病院 ゲノム医療 乳腺部門 乳房再建 山形県山形市大字青柳1800番地 38.3001399 140.3460257
202 274 ?? ɁɁ ?? ?? ??
日本海総合病院 30 1
拠点病院 ゲノム医療 乳腺部門 乳房再建 山形県酒田市あきほ町30番地 38.8903945 139.8543868
191 34 ?? ɁɁ ?? ?? 1
国立大学法人山形大学医学部附属病院 89 6
拠点病院 ゲノム医療 乳房再建 山形県山形市飯田西2-2-2 38.2158643 140.3174494
115 94 ?? ɁɁ ?? ?? ??
公立置賜総合病院 17 1
拠点病院 乳房再建 山形県東置賜郡川西町大字西大塚2000番地 38.0498781 140.0564974
71 12 ?? ɁɁ ?? ?? ??
山形市立病院済生館 7
拠点病院 乳腺部門 山形県山形市七日町一丁目3番26号 38.252628 140.3373908
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社会福祉法人恩賜財団済生会山形済生病院 13 2
山形県山形市沖町79-1 38.2851301 140.3349489
47 11 ?? ɁɁ ?? ?? ??
北村山公立病院 21 2
乳腺部門 山形県東根市温泉町二丁目15番1号 38.461307 140.3880964
44 ?? ɁɁ ?? ?? ??
鶴岡市立荘内病院
山形県鶴岡市泉町4-20 38.7316884 139.8294692
43 40 ?? ?? ?? ?? ??
米沢市立病院 3
山形県米沢市相生町6番36号 37.9048061 140.1193129
41 51 ?? ɁɁ ?? ?? ??
山形県立新庄病院 21 3
拠点病院 乳房再建 山形県新庄市若葉町12-55 38.7588883 140.302053
31 ?? ɁɁ ?? ?? ??
公立学校共済組合東北中央病院 22 1
山形県山形市和合町3丁目2番5号 38.2595637 140.3615718
10 ?? ɁɁ ?? ?? ??
高野せきね外科・眼科クリニック 5
山形県上山市八日町1-1 38.1535174 140.2781145
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天童市民病院 5
山形県天童市駅西5-2-1 38.35484 140.3627566
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※2022年4月時点データ。治療件数は2021年4月〜2022年3月の1年間。※件数は入院のみ(外来は含みません)
写真は各病院ホームページに掲載されているものを使用しています。

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