日本乳癌学会が認定する、乳腺疾患(特に乳癌)の専門的知識を持って診療に当たる医師のことです。
「所定のカリキュラムに従った5年以上の修練経験」「100例以上の診療経験」などの高いハードルがあり、相応の診療レベルは原則として期待できると言っていいでしょう。
とはいえ例外もありますし、逆に専門医でなくても良質な診療を実施されている医師がいらっしゃるのも事実です。
さらに専門医を育成する上位の資格が乳腺指導医です。
ちなみに、日本乳癌学会は「認定医」という資格も認めていますが、こちらは申し込みさえすれば原則認定されるものなので、イシュランでは認定医については特に記していません。
外科手術に関して言えば、「年齢」も一つの大きな要素です。
外科手術はスポーツ的な要素も強く、40代がピークであとは技量はどうしても落ちていくと言われています。
従って、どんなに昔名医だった医師でも、年齢をとってしまうとそこまでの「ウデ」は期待できないものなのです。
イシュランでは、年齢は表示していませんが、
卒業年度に関してはわかる範囲で掲載していますので、参考にしてみてください。
ただし、チーム医療での対応や、年齢に関係なく名医の方など
該当しないケースもありますので参考情報の一部としてお考えください。
このサイトで入手できる情報は、大きなヒントになるとは確信していますが、
特に相性の部分は、最後は患者さん自身の「直感」に勝るものはないと思います。
実際に複数の医師に会ってみて、この医師になら自分の人生を任せられると思えた医師に
主治医をお願いするくらいのスタンスでいれば、納得した形で治療を進められるのではないでしょうか。
※2022年4月時点データ。治療件数は2021年4月〜2022年3月の1年間。※件数は入院のみ(外来は含みません)
写真は各病院ホームページに掲載されているものを使用しています。